平岡神社の秋郷祭がおすすめ

平岡神社の「秋郷祭」を紹介したいと思います。まず、平岡神社というのは大阪府奈良県の県境にある日本最古の神社の一つです。神武天皇が即位される3年前に建てられたといわれています。その神社で秋の実りと収穫を感謝して歓ぶ祭りが秋郷祭です。「平岡祭り」ともよばれています。
時期は10月14日、15日の二日間でその期間に約15万人が訪れる大きな秋祭りです。最寄駅は近鉄奈良線平岡駅」です。大阪駅からですとJR環状線外回りで「鶴橋駅」で下車します。そして近鉄奈良線鶴橋駅」に乗り換え、「平岡駅」で下車します。神社に駐車場が約40台分ありますが、祭り当日は閉鎖になります。近くにはあまりパーキングはありませんし、満杯だったり割り増し料金だったりします。ですから祭りは電車で来られることをおすすめします。
祭りの見どころはなんといっても、太鼓台です。太鼓台とは布団を山車の上に逆ピラミッド型に積み上げたものです。その形から「布団太鼓」ともよばれます。地元の地区から大小中23台の太鼓台を約50人から100人の町民が担いで町中から境内まで練り歩きます。担ぐ際に「ちょうさぁじゃあ、ちょうさぁじゃあ」と掛け声をかけて太鼓をたたきます。「ちょうさ」とは布団太鼓のことで祭り囃子です。
15時30分ごろに町中から太鼓台が戻ってきて宮入りします。境内の中を往復したり、太鼓台どうしが交差するさいは盛り上がり迫力があります。22時に太鼓台が帰還するのでそのころに祭りも終わり、露店も閉店します。露店は境内から平岡駅までずっと続いているので最後までお祭り気分を味わえて楽しいです。たこ焼きや金魚すくいなどかなりの数の露店が立ち並び活気があります。